「頭書の件」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「頭書の件」とは?ビジネス用語

ここでは「頭書の件」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「頭書の件」とは?

「頭書の件」は、この表現が使われている文章で一番最初に扱った内容のことを指して使う表現です。

例えば、挨拶文から始まり、最初にAの件について記載があり、その次にBの件と続き、この後に「頭書の件」と使われた時にはAの件を指すという具合です。

具体的には、「話は戻りまして頭書の件ですが~」のような用い方になり、Aの件ですが~としても意味として同じものの、それをそのまま書かなくてもいいという利点があります。

特に“下期の本社工場における生産性の20%アップを目指すアイデア”などといった、もう一度それを記載すると長くなり、文章として冗長してしまうと思われる時にはうまく使うことができ、口語で用いられることはなく、文章専用の表現になります。


「頭書の件」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「頭書の件」は、先のようにこれを使うことで文章をすっきりさせるという使い方の他に、そこまでにいくつも議題を挙げた文章の場合で、Aの件とそのまま書くとどの件のことなのか分かりにくいといった時にもよく用いられます。

この場合にはそのAの件が「備品購入の件」などとそのまま記載しても特に長くなることがない場合でも有効で、使われた側もどこまで戻ればいいのか分かりやすくなります。

「とうしょのけん」と発音しますが、その「とうしょ」を変換すると「当初」としてしまいやすいので注意してください。

それを使った「当初の件」と使っている場合もまま見られ、それでも何となく意味が通ってしまうため、特に指摘をされなかったことでそちらで使い続けているケースも珍しくありませんが、この間違いのまま覚えてしまうと社内宛の文章の場合はともかく、他社に対して使う時に恥をかいてしまうかも知れないので気をつけてください。


「頭書の件」頭書の件を使った例文

・『ところで頭書の件ですが、やはりこちらが一番問題になると考えています』
・『最後になりますが、頭書の件の方、どうぞよろしくお願いいたします』

「頭書の件」の類語や言い替え

・『首記の件』
この「首記」(しゅき)としても「頭書」と同じ意味になり、同様に使うことができます。

全く違いはない表現同士なので、どちらを用いても構いません。

前述の変換ミスが怖い場合には、こちらで覚えておくといいかも知れません。

まとめ

「頭書の件」は、本文中で一番最初に挙げた件のことになる表現です。

その内容についてもう一度何かある場合に用いるもので、これを使うことで文章を冗長化させないというだけでなく、どの件なのかすぐに分かるようになるという利点もあります。

タイトルとURLをコピーしました