「だれだれに伝えておきます」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「だれだれに伝えておきます」の意味
これは、不特定の多数に対して伝えておくことを言い表した言葉です。
「だれだれ」とは、「不特定多数」を示す言葉です。
これは、とても抽象的に、複数の人物を指し示すものなのです。
また、「伝えておきます」は、「伝える」という行為を事前に実施しておくことを意味します。
つまり、何かに備えて予め「伝える」様子を、「伝えておきます」と表現できるのです。
なお、ここでは「ます」を用いて丁寧な言葉遣いにしています。
「だれだれに伝えておきます」の敬語での使い方や表現方法
この言葉は既に敬語になっています。
これは、丁寧語の「ます」を用いた敬語表現になっているのです。
たとえば、上司から指示を受けたとします。
そしてその指示は、関係者に伝達するように言われたのでした。
このような場面で、「この件に関しては、だれだれに伝えておきますか」と質問するとよいでしょう。
これによって、複数の関係者が誰であるのかを、相手に質問できるのです。
また、この言葉を別な敬語にする方法もあります。
たとえば「伝えておきましょうか」や「伝えておくべきですか」と言い換えできるのです。
また「だれだれ」を「だれそれ」と言い換えるような手段もあります。
このように、この言葉を敬語にできると分かります。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「だれだれに伝えておきます」の言い換えや使用例
・『指示内容は、だれだれに伝えておきますか』
・『この情報は、だれだれに伝えておきましょうか』
・『この件は、だれだれに伝えておくべきでございますか』
ここでは使用例を挙げています。
例文のように、この言葉を応用して、様々な疑問文を作り出せるのです。
まとめ
このように「だれだれに伝えておきます」は、不特定の多数に対して伝えておくことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、上手に活用するとよいでしょう。