この記事では「すぐに参りますので」について解説をします。
「すぐに参りますので」とは?意味
あまり時間をおかないで行くという意味です。
「すぐに」は、あまり時間をおかないさまを表します。
何分、何時間、何日のことなのか、定義はありません。
その物事によって、どれくらいの時間を指すのかは異なります。
「参り」は「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語、「来る」の丁寧語です。
この場合は、話し手が行くという意味で用いています。
「ます」は敬意を表す語です。
「ので」は、後に述べる事柄の原因・理由・根拠などを表します。
たとえば、「暑いので喉が渇いた」という場合だと、喉が渇いた理由が暑いことであるのを表します。
「すぐに参りますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側がある場所にすぐに行くつもりであるときに用います。
「ので」の後には言葉を続けます。
ここで言葉を切ってしまうと、ではどうすればいいのか、だから何なのか疑問を持たれてしまいます。
たとえば、現場で問題があったので、すぐに行かなければならないときに用います。
工事現場で問題が発生しました。
そこには責任者がいるのですが、その人でも問題を解決できません。
問題を解決するためには、専門の技術を持った人が必要です。
そこで、その技術を持つ人に連絡をして、現場に来てもらうことにしました。
連絡を受けた技術者は、これから現場に行くと決めました。
その際に「これから行く」という意味でこの言葉を用います。
ある場所に向かうという場合、今すぐに出発する意味で「すぐに」を用います。
のんびり支度をしたり、出発をするのが翌日以降になる場合は、「すぐに」が意味するものではありません。
「すぐに参りますので」を使った例文
・『すぐに参りますので、そのままお待ちください』
「すぐに参りますので」の返答や返信
「ので」の後に何が伝えられるかによって、返す言葉が変わります。
待っていてくださいという場合は、あまり時間をおかずにこちらに到着するので、その場所で待っていましょう。
どこかに移動をしてしまうと、ある人が到着したときに自分がいない、という事態になってしまう可能性があります。
何もしないでくださいという場合は、何もせずにいましょう。
問題が起こった場合、何かをしたくなるかもしれませんが、何もしないようにと指示されているなら、行動はしてはいけません。
まとめ
この言葉は、時間をおかずにある場所に向かうときに用います。
すぐにでも何かしなければならない事態が発生したときに、用いることが多いです。
この言葉を伝えたら、すぐに出発をしましょう。