「深淵」と「深遠」の違いとは?分かりやすく解釈

「深淵」と「深遠」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「深淵」「深遠」の違いを分かりやすく説明していきます。

「深淵(しんえん)」とは?

「深淵」とは「深い淵」や、転じて「底知れないほど奥深いこと」という意味の言葉です。

「深淵」の類義語には「深潭(しんたん)」「深間(ふかま)」「瀞(とろ)」などがあります。

「深淵」の使い方

「深淵」は名詞として使われています。

「深遠(しんえん)」とは?

「深遠」とは、「奥深く、容易に理解が及ばないことやその様」を意味する言葉です。

「深遠」の類義語には「深奥(しんおう)」「幽遠(ゆうえん)」「深長(しんちょう)」などがあります。

「深遠」の使い方

「深遠」は名詞としてや、形容動詞として使われています。

「深淵」と「深遠」の違い

「深淵」「深い淵」「底知れないほど奥深いこと」という意味を表します。

対して、「深遠」は主に「容易に理解が及ばないほど奥深いこと」という意味を表します。

「奥深さ」の度合いが底知れない程度なのか、(人の)理解が及ばない程度という点で2語が含めるニュアンスに若干の違いが見られます。

以上のことから、2語は同音異義語の関係に当たると言えます。

「深淵」の例文

・『海峡の深淵は得体のしれない不気味さと同時に未知のロマンを感じさせた』
・『彼の深淵なる考察に誰もが圧倒されてしまった』
・『現代社会が抱える問題の深淵にメスを入れた作品が世界中でヒットしている』

「深遠」の例文

・『神の摂理は人知を超えた深遠なるものと彼は大衆に説いた』
・『数学を極めた彼女の知識は深遠の域に到達していた』
・『深遠な内容を取り扱っているため、この哲学書は難解である』

まとめ

「深淵」「深い淵」「底知れないほど奥深いこと」という意味の言葉です。

そして、「深遠」「奥深く、容易に理解が及ばないことやその様」を意味する言葉でした。

2語には奥深さを表す度合いに若干の違いが見られるため、同音異義語の関係に当たると解釈できます。

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