「大変厳しい状況となっております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大変厳しい状況となっております」とは?
この言葉は、とても困難な状況で使用できる言葉です。
「大変」は強調表現です。
これを使用する事で、続く言葉の程度を強める事ができます。
また、「大変」は、「とても」や「非常に」で言い換える事もできます。
どれも同じように言葉を強める効果を持っているのです。
また、「厳しい」は「容赦がない」や「困難が多い」などの意味で使用できる言葉です。
そのような状況のことを「厳しい状況」と表現しているのです。
さらにここでは「なっております」という表現を使用しています。
これは「なっている」という言葉を、謙譲語の「おる」と丁寧語の「ます」で言い換えたものなのです。
「大変厳しい状況となっております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるサービスをリリースしていたとします。
すると、想像した以上に、集客状況が悪いのでした。
このような場合には、「予想していた以上に、大変厳しい状況となっております」と言うとよいでしょう。
これにより、とても困難な状況である様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する場合は、「状況となっております」の使い方に注意しましょう。
これは謙譲語の「おる」を使用した表現です。
ここから謙譲語を除外すれば「状況となっています」のように言い換える事もできるのです。
使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「大変厳しい状況となっております」を使った例文
ここでは例文を挙げていきます。
例文のように、前段に少し言葉を付け加える事で、自然で分かりやすい表現を作成できるのです。
・『予想していた以上に、大変厳しい状況となっております』
・『今年度に入ってからは、大変厳しい状況となっております』
・『世界経済の情勢を受けて、大変厳しい状況となっております』
「大変厳しい状況となっております」の類語と敬語での言いかえ
「大変厳しい状況となっております」の類語と敬語を解説していきます。
「大変厳しい状況となっております」の類似表現
この言葉の類似表現には、「非常に厳しい状況となっております」があります。
「大変」と「非常に」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「大変厳しい状況となっております」の敬語表現
この言葉を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「大変厳しい状況となっています」に言いかえできます。
まとめ
このように「大変厳しい状況となっております」は、とても困難状況で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。