「精密」と「微細」と「細微」の違いとは?分かりやすく解釈

「精密」と「微細」と「細微」の違い 言葉の違い【3語】

細かいものを表す言葉として「精密」「微細」「細微」というものがあります。

これらの言葉にはいったいどのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「精密」「微細」「細微」の違いを分かりやすく説明していきます。

「精密」【せいみつ】とは?

「精密」とは、非常に細かい所にまで注意が行き届いていることを表している言葉になります。

単に物理的に細かいということではなく、機能的に細かいというというイメージです。

例えば医療機器としてCTやMRIというものがありますが、これらは物理的には非常に大きい機械です。

ですがその機械が行っている作業はとても繊細なものになります。

ですからこれらの医療機器は精密機械に分類されるものということです。


「精密」の例文

・『CTによって精密に検査する必要がある』
・『精密機器の為、運搬する際には気を付けて下さい』


「微細」【びさい】とは?

「微細」とは、非常に細かいことを表している言葉になります。

先述の「精密」とは違い、機能的な細かさは意味に含まれていません。

そして物理的なことにも物理的ではないことにも使われる言葉です。

例えば肉眼で見るのさえも難しいような小さなゴミのことを、微細なゴミと表現する場合があります。

また、説明がとても細かい所までされていたら、微細な説明ということが言えます。

「微細」の例文

・『あの人の説明はいつも微細な点にまで及んでいる』
・『微細なゴミまで逃さない掃除機が発売された』

「細微」【さいび】とは?

「細微」とは、非常に細かいことを表している言葉になります。

先述の「微細」と意味合いとしては同じです。

ですが「微細」が非常に細かいこと全般に使えるのに対し、「細微」は特定の物質の細かな部分といったニュアンスになります。

「微細」はその言葉の対象自体が細かいものであるのに対し、「細微」はその言葉の対象自体は細かいとは限らないということです。

「細微」の例文

・『大型機械が故障した為、機械の細微な部分を修理した』
・『顕微鏡で細微な点まで観察した』

「精密」と「微細」と「細微」の違い

「精密」「微細」「細微」の違いを簡単にまとめると次のようになります。

「精密」とは、「機能的に非常に細かいこと」を意味した言葉になります。

物理的に細かいということではありません。

「微細」とは、「非常に細かいこと全般のこと」を意味した言葉になります。

形のあるなしに関わらず細かいこと全般に使える言葉です。

「細微」とは、「特定の対象の細かい部分のこと」を意味した言葉になります。

対象の中のとても細かい部分といった意味合いです。

まとめ

「精密」「微細」「細微」について違いを述べてきましたがご理解いただけましたでしょうか。

微妙なニュアンスの違いもありましたが明確な違いもありました。

「細かい」という所だけで分類されて違いが曖昧になりがちな言葉ですので、明確な違いを是非覚えておきたいものです。

この記事の内容がみなさんのお役に立てるのであれば幸いです。

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