この記事では、「奇を衒う」の意味を分かりやすく説明していきます。
「奇を衒う」とは?意味
「奇を衒う(きをてらう)」とは、わざと変なことをして、人の関心を引こうとすることを言います。
「奇を衒う」の概要
「奇を衒う」の「奇」は珍しいこと、変わっていること、不思議なことなどを表しています。
また、「衒う」には、自慢して見せびらかす、ひけらかす、見せかけると言う意味があります。
「奇を衒う」と似た意味を持つ表現としては、「奇抜な」、「突飛な」、「奇異な」、「受け狙いの」、あるいは「わざとらしい」などが挙げられます。
また、「奇を衒う」と反対の意味を持つ表現としては、「無難」、「平凡」、「普通」などがあります。
「奇を衒う」の言葉の使い方や使われ方
・『変に奇を衒っているわけではないようだ』
・『この作品は奇を衒いすぎているようにも見受けられる』
・『奇を衒う気持ちはまったくなかった』
・『彼はわざと奇を衒うような行動をしている』
まとめ
「奇を衒う」と言う表現は、どちらかと言うと、ネガティブで、あまり良い印象を与えない言葉なので、使い方に気を付けたいものです。
このような状態を表したい時は、他の前向きな表現を使った方が良いでしょう。