「なんて」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。
さらに「なんて」の英語表現についても紹介しています。
「なんて」の敬語での表現や使い方
「なんて」は「なんて素晴らしい人なのでしょう」のように、「人物や物事に対する驚き・感動を表す感嘆詞」です。
「なんて」には「車なんて動けば良いと考えております」のように、「複数のものの内の一つを軽視する意味」を持つ「など」と同じ意味もあります。
「なんて言えばいいのですか」のように「どのように」の意味でも使われます。
「なんて」は副詞なので直接的に敬語に言い換えることはできませんが、「なんて」の後に丁寧語・謙譲語・丁重語(謙譲語Ⅱ)などを続ける文章で敬語にできます。
「なんて」の類語として、「なんと」「どのように」「など」「とは」などに言い換えて敬語を続ける方法でも敬語表現にできます。
「なんて」を敬語で言い換えた場合の使用例
「なんて」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。
・『なんと感動的な作品でございましょうか』
・『現在のビジネスの進捗状況について、どのようにご報告すればよろしいのでしょうか』
・『友情など壊れるときは壊れる儚いものであることを思い知らされました』
「なんて」という副詞を敬語表現に言い換えたい場合には、「なんて」の前後の文章において「丁寧語・謙譲語・丁重語(謙譲語Ⅱ)」などの敬語を使う方法になります。
感嘆詞としての「なんて」は「なんと」と言い換えて敬語にすることができます。
「どのように」や「など」といった類語でも言い換えることが可能です。
「なんて」の英語での言い換え
「なんて」という言葉を英語で言い換えると、“What a〜”(なんて〜でしょうの感嘆)や“how”(どのように)、“be just〜”(なんて・など)になります。
例えば、“What a wonderful work of art”(なんて素晴らしい芸術作品なのでしょう)のような英語の文章で使用することができます。
“I don’t know how to tell you”(なんて言えば良いのか分かりません)のような英文でも使われます。
まとめ
この記事では「なんて」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。
「なんて」の敬語表現は「“なんて”や類語の“どのように・など・とは”の前や後で丁寧語・丁重語(謙譲語Ⅱ)などの敬語を続ける方法」を使って敬語にします。
「なんて」の敬語の使い方・使用例・英語について詳しく知りたい人はチェックしてみてください。