使い方が曖昧な表現があると、日々の業務に自信を失くしてしまうことがあります。
「これからよろしくお願いします」のビジネス風の表現を学んでいきましょう。
「これからよろしくお願いします」の敬語での表現
別れ際のご挨拶に用いられている「これからよろしくお願いします」。
体育会系らしい明るい言い方ですが、さらに落ちついた表現を知っておきたいことがあります。
「これからよろしくお願いします」をさらに丁寧に直すと「今後ともよろしくお願いいたします」や「これから先もよろしくお願い申し上げます」となります。
また「今後とも変わらぬお付き合いを、よろしくお願いいたします」も適用できます。
「これからも」を「今後とも変わらぬお付き合いを」に整えてあげるだけで、大人びた言い方に聞こえるでしょう。
「これからよろしくお願いします」を敬語で言い換えた場合の使用例
「今後ともよろしくお願いいたします」は対面の商談が終わった後の、ご挨拶文に使いやすいです。
打ち合わせが終わった時、あるいは会議室を出る時に頭を下げながら使います。
着席した状態で、会釈しながら用いるのもいいでしょう。
伝わりやすいコンパクトな文なので、こちらの誠意が相手に伝わりやすくなります。
また「今後とも変わらぬお付き合いを、よろしくお願いいたします」は長文のため葉書のご挨拶文、あるいはビジネスメールの末尾に使います。
上品でたおやかな文に見えるでしょう。
「これからよろしくお願いします」を敬語で言い換えた場合の使い方
「今後ともよろしくお願いいたします」や「これから先もよろしくお願い申し上げます」は「これからよろしくお願いします」に比べると改まった言い方です。
失礼のない言い方ですが、謝罪文の際には危険な言葉。
とくにこちらが重大なミスを犯してしまい、原因究明している時は安易に使わないようにしましょう。
まとめ
「これからよろしくお願いします」をビジネスパーソン風に言い換えた表現を学びました。
正しい言い回しを知っておくと、就活や転職の時にハキハキと話せます。
できる社会人を目指していきましょう。