ここでは「ご活躍を応援しています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご活躍を応援しています」とは?
「ご活躍を応援しています」は、ビジネスシーンにおいて、このように使う相手が異動や転勤になった際に、そちらでも活躍できるように応援していると伝えるための表現です。
よって、「○月より営業部へ異動になるとお聞きしました。
そちらでのご活躍を応援しています」などという使い方になりますが、それなりに親しい仲でないと用いることができない表現のため、使う相手を選ぶことになります。
それは、この「応援しています」は些かカジュアルな表現になるためで、目上の人にもあまり向いていません。
そのため、社内での同僚や、他社であればそれまでに何度かやりとりがある人でないと用いるべきではなく、そのような相手に定型的に文章で使われる表現です。
「ご活躍を応援しています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご活躍を応援しています」は、ビジネスシーン以外でも用いることがあります。
その時にも言葉の通り、この後に活躍するように応援しているといった解釈になり、シチュエーションとして、その相手がこれから何かの大会に出るといった場合がそれにあたります。
そのような時に「次の試合でのご活躍を応援しています」のような使い方をすることができ、文字通りエールになる用い方です。
この時には特に相手を選ばず、有名な選手にこのように声を掛けるといったことをしても問題ありません。
先のように、ビジネスにおいては使う相手を選ぶ表現ながら、それ以外のシーンでは普通にその人を応援していると用いることができます。
そして、この時には口語で使われることも多いです。
「ご活躍を応援しています」を使った例文
・『海外に赴任されると伺いましたが、そちらでもご活躍を応援しています』
・『いよいよ本戦になりますが、これまで同様のご活躍を応援しています』
「ご活躍を応援しています」の類語や言い替え
・『ご活躍をお祈り申し上げます』
こちらの形にすると、目上の人に対して用いても失礼になることはありません。
よって、「ご活躍を応援しています」では失礼になってしまいそうな相手にはこのように言い替えるとよく、そちらと同様にビジネスシーン以外で使うこともできますが、口語向きではないため、主として文章で用いられる表現です。
まとめ
「ご活躍を応援しています」は、その相手のこれから先を応援しているという意味で用いる表現です。
定型的な使い方になることが多いですが、ビジネス以外では普通にその相手を応援している場合に使われており、その時には口語でも用いられます。