この記事では「ご対応いただけるとのこと」について解説をします。
「ご対応いただけるとのこと」とは?意味
そのときの状況にあった行動をしてもらえるとのこと、といった意味です。
「ご対応」は「対応」をその行為をする人を敬う表現にしたものです。
「対応」には、そのときどきの状況などにあわせて行動することという意味があります。
相手や周りとのバランスを考えて、適切な処置をすることです。
「ご」をつけることで、その行為をする人に敬意を表す言い方になります。
「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「ご対応いただけるとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手が「対応する」と返事をしてくれたときに用います。
対応をしてくださいとお願いするものではありません。
ある行為をするのは相手で、こちらが周囲の状況にあわせて行動をするという意味でもないです。
また、これから対応をするのであり、すでに対応が終わっているのではありません。
たとえば、他社から仕入れた製品に破損があり、交換をして欲しいとお願いをしたとします。
他社はこちらの要望を受け入れてくれて、製品を交換してくれることになりました。
製品の破損に対応をすると返事をしてくれたのです。
これが「ご対応いただけるとのこと」が意味する場面です。
対応をしてもらうことで、話し手の側には恩恵があります。
そのため、この後にはお礼の言葉が続きます。
対応をすると返事をもらったときだけでなく、実際に行動をしてくれたときにもお礼を伝えましょう。
しつこくならないように気をつける必要はありますが、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
「ご対応いただけるとのこと」を使った例文
・『ご対応いただけるとのこと、感謝しております』
「ご対応いただけるとのこと」の返答や返信
この後に実際に行動することになります。
いつ、何を行うのか、具体的な対応の中身を伝えましょう。
たとえば、修理をするのであれば、何日の何時にどこに行くのかを伝えます。
対応の内容の伝え方があいまいでは、本当に対応をしてくれるのかと相手を不安にさせてしまいます。
対応をするために相手に協力をして欲しい事柄があれば、それも伝えておきます。
たとえば、修理をするときに周辺に物があると作業の妨げになるので、物を動かしておいて欲しいなどです。
まとめ
この言葉は、ある状況に対して行動をすると返事をしてくれたときに用います。
ある事柄を行ってくれることで、話し手には恩恵があります。
そういった場面で用いるもので、後にお礼の言葉を続けます。
こちらのために行動をしてくれるので、感謝の気持ちを伝えましょう。


